第四章 いざ申請!申請書類をつくるのだ

PSTをはじめ、事業内容や運営実態など、
認定基準を満たせる目処がつきましたら、認定申請のための
提出書類づくりに着手することになります。
本章では、手続きの手順と必要書類について触れていきましょう。
![]() |
申請の手順とタイムスケジュール |
まず最初にスケジュール感をおさえておきましょう。
書類申請から認定取得までのおおまかなタイムスケジュールにつきましては、
今年に入ってから認定申請をおこない、無事認定NPO法人となった団体の
実例を見てみますと、「およそ6ヶ月が目安」というのが現状のようです。
一部の所轄庁が定める「標準処理期間」も、だいたいが「申請の起算日から6ヶ月以内」となっています。ただし、書面審査や事務所への実地調査(現地確認)の結果しだいで、様々な改善や修正が求められることもあります。その際には、審査が長くかかったりすることも多いです。
どのみち、多少の「待ち時間」が発生してしまうことは間違いありませんので、
書類作り、窓口への堤出も「早め」「早め」を心がけてまいりましょう!

実際の認定申請事例では、
単に申請書を出せばいいわけではなく、
その前に定款を変更したり、登記をやり直したり、
規程を整備したりすることもあるので、
そうした下ごしらえも含めると「だいたい1年」 かかります。
ここまで読み進めていただいた皆さまへ、
もし、以下の様なお考えになっていましたら…というお話です。

認定制度のメリットも分かったし、興味もあるんだけど、
わたしたちのチカラで、ほんとうに
認定NPO法人になれるものなのだろうか…

ぜひともチャレンジしてみたいですけど
周りに同じような目標をもってる人も居ないし
こういう話を、誰と、どうしたらいいのか分からない…
だれか 話 きいてくださいよ!

より多くの団体に認定NPO法人となってもらうために!
・認定取得のための ご相談、お手伝い
・認定NPO法人の先輩方とのネットワークづくり
を支援する
「認定NPO法人振興会」をご紹介いたします!
![]() |
振興会だからできる、「蓄積」と「実績」のサポート体制 |
「認定NPO法人振興会」は、認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 が提供する、認定取得サポートのためのプログラムです。
・認定取得を検討しているNPO法人のみなさま、
また、
・将来的に認定NPO法人取得を見据えた、法人化を目指し活動中のみなさま
を、しっかりサポートさせていただきます!
「実際に認定がとれる」ことにこだわり、確実に認定の輪をひろげてまいります。

シーズは、新寄付税制が成立する以前から、その道程を共にしてきました。
あらゆる場面で、日本の寄付税制とともに、最前線で15年間を駆け抜けてきた、この蓄積を、より広く、たくさんの方々のステップアップに活用するためのプロジェクトが「認定NPO法人振興会」です。
認定取得は、NPO法人にとって「より良い活動」「より良い団体」のためのステップ」です。会員や支援者のみなさまとのより良い関係を築くため、そして何より、皆さまが取り組む活動が、より広く、多く、深く社会へと広がっていくためのものでなければなりません。
それこそが寄付税制の総意でもあり、認定NPO法人振興会が常に念頭におく理念でもあります。
みなさまの活動をさらにステップアップさせる為の「認定取得」を、専門家のチカラでお手伝いいたします。

さて、少しリズムを変えまして、
最終章では、実際に認定を取得したあと、についてのお話です。
