第四章 いざ申請!申請書類をつくるのだ

PSTをはじめ、事業内容や運営実態など、

認定基準を満たせる目処がつきましたら、認定申請のための

提出書類づくりに着手することになります。

 

本章では、手続きの手順と必要書類について触れていきましょう。

 

 

申請の手順とタイムスケジュール

まず最初にスケジュール感をおさえておきましょう。

 

書類申請から認定取得までのおおまかなタイムスケジュールにつきましては、

今年に入ってから認定申請をおこない、無事認定NPO法人となった団体の 

実例を見てみますと、「およそ6ヶ月が目安」というのが現状のようです。

 

一部の所轄庁が定める「標準処理期間」も、だいたいが「申請の起算日から6ヶ月以内」となっています。ただし、書面審査や事務所への実地調査(現地確認)の結果しだいで、様々な改善や修正が求められることもあります。その際には、審査が長くかかったりすることも多いです。

 

どのみち、多少の「待ち時間」が発生してしまうことは間違いありませんので、

書類作り、窓口への堤出も「早め」「早め」を心がけてまいりましょう!

 

実際の認定申請事例では、

単に申請書を出せばいいわけではなく、

その前に定款を変更したり、登記をやり直したり、

規程を整備したりすることもあるので、

そうした下ごしらえも含めると「だいたい1年」 かかります。

ここまで読み進めていただいた皆さまへ、
もし、以下の様なお考えになっていましたら…というお話です。

 

認定制度のメリットも分かったし、興味もあるんだけど、
わたしたちのチカラで、ほんとうに
認定NPO法人になれるものなのだろうか…

 


ぜひともチャレンジしてみたいですけど
周りに同じような目標をもってる人も居ないし
こういう話を、誰と、どうしたらいいのか分からない…
だれか 話 きいてくださいよ!



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さて、少しリズムを変えまして、

最終章では、実際に認定を取得したあと、についてのお話です。